スタンスは“形”ではなく“バランス”
ダーツのスタンスというと、「足の向き」「立ち位置」「つま先の角度」みたいな“形”が話題になりがちです。
しかし、私がいろいろ試して一番「差が出た」と感じたのは、投げる腕じゃない方(反対側)が整っているかでした。
投げる腕そのものを頑張るより、反対側が安定すると投げる腕が安定しやすくなる。そんな場面が多かったんです。
この記事では「この形が正解!」とは言いません。
代わりに、初心者ほど迷いやすいポイントを整理して、自分で選べるようになるための視点をまとめます。
スタンスは“足”を直せばいい?
よくあるアドバイスはこんな感じです。
- 足をまっすぐにする
- 体をねじらない
- つま先をボードへ向ける
- 軸足に体重を乗せる
もちろん、どれもヒントになります。
でも実際には、足の形だけ真似しても、なぜか
- 上半身が前に突っ込む
- 肩が上がる
- 腕だけで投げてる感じになる
- 同じように立ってるのに日によってバラつく
…みたいなことが起きやすいんですよね。
「投げない側」は“余ってるパーツ”ではない
多くの人が無意識にやってしまうのがこれです。
- 投げない腕はブラブラ or 固める
- 投げない足は適当に置く(なんとなく接地させる)
でも、ここが雑だと、投げる腕に“余計な仕事”が回ってきます。
投げる腕が「狙う」だけじゃなく、体を支える役までやることになる。
結果として、腕・肩・手先が不安定になりやすい、という感覚です。
スタンスは“形”より「左右の役割分担」
スタンスを「足の形」として見るより、私はこう捉える方がしっくり来ました。
- 軸足(投げる腕側の足)=メインで支える
- 反対の足=微調整する(やりすぎない)
- 投げない腕=体の向きを保つ(邪魔しない)
ポイントは、反対側を「強く頑張らせる」じゃなくて、投げる腕が暴れないための“下準備”として使うイメージです。
投げない足は「軽く触れてる」方が安定することが多い
トップ選手っぽく見える要素でよくあるのが、反対の足が“つま先だけ”っぽく見える立ち方。
これ、最初は「不安定そう」に見えるんですが、私の体感だと逆で、
- 反対足に体重をかけすぎると → 上半身がブレる
- 反対足を“軽く置く”くらいにすると → 軸足で安定しやすい
となることが多かったです。
投げない足はベタ踏みより「軽く触れてる」方が安定することが多い

確認方法
スローラインに立ったら、反対足でこう確かめてみてください。
- 反対足に体重が乗ってる感じが強い → 軸足が仕事しにくくなってる可能性がある
- 反対足は「触れてるけど、地面を押してない」 → 軸足が安定しやすい可能性がある
※ここは個人差が大きいので、「軽くした方が当たる人もいる」くらいの話です。
ただ、初心者の“突っ込み”は、反対足が強すぎる時に起きやすい印象があります。
投げない腕:振らない、固めない、「姿勢が崩れない位置」に置く
投げない腕って、放置すると意外と悪さをします。
- ブラブラしてる → 肩・胸が開きやすい
- 体の前で固める → 肩がすくみやすい
- 背中で強く引く → 上体が反りやすい
私が落ち着きやすかったのは、ざっくり言うと、肘を軽く曲げて、肩が上がらず、胸が開きすぎない位置に「置いておく」感じです。
フォームが崩れる人向けのチェック方法
投げない腕側の肩を確認します。
- 肩が前に出てる/上がってる → 投げる腕が窮屈になりやすい
- 肩が落ちて、首が楽 → 投げる腕が出しやすいことが多い
これだけで、リリースが楽に感じることがあります。
どの状態だと崩れないか
ここまで読んで、「じゃあ正解はつま先をつけるの?」となりがちですが、私はそうは思いません。
大事なのは、結果として以下の状態になること。
- 体が前に突っ込まない
- 肩が上がらない
- 腕だけで投げる感じが減る
- 同じ感じで繰り返せる
人によっては、反対足をもう少し接地させた方が落ち着くこともありますし、投げない腕の位置も「この辺が楽」という当たりが違います。
選び方の手順例
- いつもの立ち方で10本投げる
- 反対足を軽く置いて10本投げる
- 投げない腕を「肩が上がらない位置」に寄せて10本投げる
- 一番“余計な力が減る”ものを採用する
フォームを完璧に作るより、崩れない条件を先に見つける方が、上達が早いことが多いです。
まとめ
投げない側が整うと、投げる腕が勝手に楽になります!
- スタンスは足の形より「左右の役割分担」で考えると整理しやすい
- 反対足は、強く支えるより「軽く置く」方が安定する人が多い印象
- 投げない腕は、振らない・固めないより「肩が上がらない位置」に置くのがコツ
- 正解探しではなく「崩れない条件」を見つけるのが近道
※この記事はダーツのフォームに関する個人の体験談・練習メモであり、健康や治療を目的とした内容ではありません。
